日頃、徒然に蛙の風刺漫画を描いていますが、たまには大きな絵も描いてみたいと、毎年秋に、伊丹、宝塚の公募展などに10~30号程度の漫画絵を中心とした絵を描いて出展するようにしています。
2024/11/12 伊丹市働美展
「くもさんのお家は」(水彩30号)
能登半島の人々は、大地震と水害で苦難な生活を送っている。その後もあちこちで自然災害が増えている。地球温暖化の所為だろうか。
ガザでは9割の人々が家をなくして悲惨な生活を強いられている。ウクライナの人々も多くの人たちが住むところをなくしている。
ふと空を見上げて、流れて行く雲を眺め、くもさんのお家はどこだろうと・・・
今の平和な蛙の暮らしに感謝しながら、こんな情景を絵本のように表現したかった。
”くもさんのお家はお空のどこにあるのだろう?空のお星さまがお家なのかな?”
(市議会議長賞)
2024/11/12 宝塚市展
「残された棲家」(水彩30号)
戦乱と災害で人間たちが去り廃墟となった街。
被害を被ったのは人間たちだけではない。
蛙たちも棲家を求めてさまよっていた。
人間が残した棲家、それは皮肉にも・・・。
あまり毒々しくどくろを描きたくなかった。
草に覆われた街の廃墟の表現が、画面を
明るくし過ぎて、戦乱と災害の悲惨さを
訴えにくくなったかも。(入選)
2024/10/10~14 伊丹市展
タイトル:No Home to Return to
水彩30号
今回は、蛙漫画やめて人を描くことに挑戦しましたが、自宅室内のリフォームと重なり、時間がなくて満足な修正を行えず、描き込みも自分ではかなり不十分で、悔いが残る出展でした。結果は昨年と同じく奨励賞でした。11月の宝塚市展は悔いが残らないようにと思っていますが、蛙は切羽詰まらないと集中できず、また・・・?
2024/09/12~16 ”元気な長寿の仲間たち展”
宝塚市の敬老の日のイベント”元気な長寿の仲間たち展”に今年も出展することにして、一昨日提出してきました。タイトル:「とまどい」(10号水彩)。
スーパーや各種量販店では、セルフレジ、セミセルフレジなるものが多くなってきていますが、店によって、中には同じ店内でも機械の種類が違い、モニターの表示もタッチ、スキャン等の操作方法も違います。蛙も慣れない対応に戸惑うばかり。機種を同じようなものに統一できませんかね。また、歳とるとモニターは見にくくなるし、ざわつく店内では声での案内も聴きとりにくいので、もっと年寄りにも優しくしてほしいものです。
そういえば、マイナ保険証の読み取り機も、色々ありますね。行政のDXに企業とのつながりが見えますね(笑)。
2024/8/15 伊丹 平和美術展
平和宣言都市である伊丹市では、毎年、終戦記念日に”平和美術展”が開催されている。蛙も今年はじめて伊丹働美協会員として、出展させて頂いた。タイトルは、ガザやウクライナ紛争をイメージした「もうやめて」10号水彩。
ここ1年程前から、生成AIに絵を描かせて遊んでいるが、今回の絵は、私のイメージをAIに描かせ、それを参考に蛙漫画として描き直したものだ。AIへのプロンプトの出し方が難しく、蛙を擬人化したものなど、うまく描かせられないが、それからさらに蛙漫画としてイメージを展開できるので、面白いかもしれない。
2024/04/14 伊丹働美協会展に出展
「カワズニカエル」水彩 8号
今年から、伊丹働美協会の会員に入会させて頂いた。早速、協会展が伊丹市図書館「ことば蔵」で開催され、出展した。いつもの蛙漫画で、円安で物価高をテーマにして、見るだけ ”買わずに帰る” しかない市民の気持ちを描いたつもりですが。しかし、協会会員の画家さんには、こんな漫画しか描けない方はおられないので、異質のメンバーが加わったことが良いのか?
2023/11/14~19 伊丹働美展
今年も出展できました。提出ギリギリになっても思うようなものに仕上がりませんでした。
「地球より天空の蓮池へ」(40号M) (優秀賞でした)
地球破壊でそこから逃げ出すにも手段もなく、ついに天空の蓮池からの蜘蛛の糸に頼るしか・・・。
宇宙エレベータなるものが出来ればいいのですが、それを支え、動かす素材はないようです。因みに、蜘蛛の糸は現在存在する素材としては最高強度を有するらしいですが。
2023/11/11~21 宝塚市展
今年も出展しました。
「さらば地球よ」水彩30号
地球に帰るところも住み替えるところもなくなった蛙は宇宙のどこかに住み家を求めて脱出するしか・・・。佳作でした。
2023/09/14~18 伊丹市展
今年も、伊丹市展に蛙漫画絵を出しました。タイトル「No return」(30号水彩)。
地上での山火事、洪水、戦争などから、蛙たちは海へ逃れましたが、スーパー台風などで海も大荒れ。 地球温暖化、環境破壊などで、蛙の帰るところ、住み替えるところがなくなりそうです。
小さい展覧会ですが、この展覧会でははじめての入賞(奨励賞)でした。
2023/09/14~18 ”元気な長寿の仲間たち展”
宝塚市の敬老の日のイベントで、”元気な長寿の仲間たち展”が開かれています。宝塚市展に出展した80歳以上の蛙にも出展案内が来たので、今年も出しました。タイトル:「今どうする」(10号水彩)。20xx年、地球温暖化がますます深刻になり、緊急避難だ!、命を守る行動を!などと脅かされ、非常持ち出しのリュックを傍に置いて、落ち着かない蛙夫婦です。
さあ、今どうします?
18日の展覧会最終日の出展者の集いで、皆さんと歓談できるのも楽しみです。
2022/11/11 伊丹市展に出展
市展は16~23日に開催され、14日(月)に審査結果が発表されて、入賞・入選作が展示されます。
これが蛙の今年最後の蛙の公募展への出展です。
タイトル:解放「光」水彩70x90cm
伊丹市展は地元のこじんまりした公募展ですが、これまで入選どまりで入賞なしです。
追記:審査結果が14日公表され、今年も入選でした。例によって蛙漫画絵です。
2022/10/28 宝塚市展に出展
11月5~15日に開催される宝塚市展の出展しました。(タイトル:解放 水彩30号(70x90cm)
ロシアのウクライナ侵攻で、地下に避難していた市民が解放された時をイメージして、いつもの蛙漫画で描きました。本当は、ピカソのゲルニカのような悲惨な構図を考えていたのですが、蛙漫画にはしにくいと思い、このように変えました。
市展賞など上位6点に続く佳作11点に選ばれました。講評は会場ではなくネット上で。上位6点までの講評でしたが、何とその時の最高の市展賞の隣に蛙の絵が引き立て役のように並んでいました・・・ただそれだけのことですが。
2022/9/23 伊丹働美展に出展
テーマ:ペット
タイトル:ご主人様は?(水彩30号)
この頃、ペットを飼っている人が多い。特に朝夕、散歩と用足しでワンチャンを連れている人が多い。
中には、抱っこされ、乳母車や自転車に乗せられ、おんぶ袋に入れられている。中には、散歩のできる場所まで運転手付きの車で来る。いつだったかサイドカーに乗ったワンチャンさえ見かけた。飼い主を引っ張って駆け出し慌てさせるワンチャンもいる。
どちらがご主人様だかわからない。排出物を処理させるワンちゃんは、まさにご主人さま。
(神戸新聞社新聞社賞を頂く)
2022/09/19
宝塚市の「元気な長寿の仲間たち展 9/15~19」に出展。今年はじめて出展案内が来たので応募してみることにした。特に賞などはないようだが、最終日、出展者の集いがあるので楽しみにしていた。
でも、台風14号接近で中止された。絵を描いている同年輩の人たちと語り合えるのが楽しみだったが・・・
タイトル:夢熟成中 10号
猛暑、コロナ禍で自粛が求められ、行動が制限されても、夢を育むのは自由。
只今、夢熟成中。